2024年3月1日よりマンマリアツキジでは、乳がん術後の方を対象にオンラインでマインドフルネスをお試し頂き、心理面への影響や効果を調べる臨床試験(研究)を開始致します。
【マインドフルネスとは?】
マインドフルネスとはヨガや呼吸法を組み合わせた瞑想方法のひとつです。さまよう脳をとどめ「今、ここ」に意識を向けることで、脳や心への負担を減らし休めることができます。とてもシンプルですが、とても奥が深い、人間の叡智がつまったメソッドです。
マインドフルネスを習得することで、集中力アップ、睡眠の質の改善、人間関係の改善、ストレス軽減などの効果が期待できます。
マインドフルネスは、がん治療中・治療後の不安や抑うつ症状に対し効果が実証されており、アメリカの治療ガイドラインでも推奨されています。
【臨床試験の内容】
今回の臨床試験はオンラインのマインドフルネスクラスを提供しているMELON社に協力して頂きます。
マンマリアツキジに通院中の乳がん術後の方(100名)に無料でMELON社提供のオンラインのマインドフルネスのお好きなクラスに8週間参加して頂きます。その間、参加者の方には3回のアンケートにお答え頂きます。この結果をもとに心理面への影響や効果を検討致します。
(※参加者の方は無作為に「開始群」と「待機群」に振り分けられ、開始群の方は登録後すぐに、待機群の方は16週間後からマインドフルネスクラスに参加できます。)
ぜひこの機会にマインドフルネスを習得し、心と体の総合的な健康を手に入れませんか?
MELON社の詳細、マインドフルネスクラスの詳細はこちらから
ご興味やご質問がある方は外来担当医までお気軽にお声掛けください!
マンマリアツキジでは日々の診療、患者さまの想いを未来の医療に還元できるように努力してまいります。皆さまの臨床試験へのご参加をお待ちしております。